「お墓」というものの歴史について

「亡くなった方のご遺骨を納め、納めた場所の上に石碑や石塔を置き、その家の者や継承者が管理・供養していくもの」

お墓ってなんですか?と質問されたのであれば、皆さんはこのようにお答えになるのではないでしょうか?

けれども、皆さんがすぐにお答えになりにくい質問があります。それは「なぜお墓を建立するのか?」ということです。

人が亡くなったら、建墓をしなければならないと定めた教えを持つ宗教といのは、仏教を含めて実はないのです。

ですから、「人が亡くなったら、ご遺骨を納め、納めた場所の上に石碑や石塔を置き、その家の者や継承者が管理・供養していく(すなわち建墓する)。」ということは、宗教的というよりはむしろ民族的慣風習による行為と考えられます。

また、葬送の方法というのも国や宗教によって様々な方式があります。

1.風葬・洞窟葬・鳥獣葬(鳥に遺体を食べさせる)
これは、亡くなった方のご遺体を地上もしくは洞窟などに横たえる方法です。鳥葬では、鳥たちに亡くなった方のご遺体を食べてもらうことで、亡くなった方の魂が鳥たちとともに天に昇っていくと考える国もあります。

風葬というのは、亡くなった方のご遺体をむしろなどで包み、風化させていく葬送です。

2.土葬・火葬
これは、日本での一般的な葬送ですが、地下に埋葬する方法です。

3.樹上葬・台上葬
これはなくなった方のご遺体をそれぞれ決められた高さにのところに置く方法です。

4.舟葬・水葬
これは、亡くなった方のご遺体をを海や川に流す方法です。インドでは、亡くなった方のご遺体をガンジス川に流します。

5.ミイラ葬
これは、亡くなった方のご遺体に防腐処理を施し永久的に保存する方法です。

日本における風慣習では、亡くなった方の魂を浄化し成仏させるために、ご遺体をお墓に埋葬し供養していくと考えられ、またそのように葬送されてきました。

この日本人としての風慣習は、伝統的な考えかたであり、今でもこの考え方は継承されている部分が大きいでしょう。

しかしながら、昨今では新しい葬送の方式がとられることも多くなってきています。

例えば、永代供養・散骨や樹木葬や手元供養などがその代表例です。

現在の一般的な建墓の方式というのは、一体いつ頃からはじまったのでしょうか?

現在の一般的な建墓の方式というと碑石を立てる方式ですが、これは江戸時代の中ごろ以降とされています。

しかしながら、昔の一般の民はお墓を建てるいうことは中々できませんでした。

なぜなら、碑石を建てるにはそれなりの費用がかかります。

したがって、最初は富裕層や権力層などの一部の人々がはじめた方式であり、一般の人たちにとっては難しいことでした。

現在では、誰もが霊園などで墓地を準備し墓石を建立するということが自由にできるようになりましたが、このように出来るようになったことは、歴史的に見るとまだまだ日の浅いことでもあります。

現在の建墓の方式が一般化されたのは、1950年代以降だと思われます。

日本がちょうど、高度経済成長期を迎え、国も豊かになるにつれて、一般の人々も経済的なゆとりが出てくるようになりました。

そんな中で、霊園で墓地を準備するという形態が普及し、それに加えて経済的なゆとりが精神的なゆとりにつながり、それが先祖を思いやるということ、すなわち現在の葬送、建墓につながっていると考えられています。

すなわち、戦後の時代背景や国民を取り巻く環境・状況の変化に伴い建墓が促進されたのです。

本来であれば、お墓は一族にとってのシンボルで、そのシンボルであるお墓は当然ながら一族で守るという考え方が非常に強いものでした。

しかしながら、家族の制度は、明治~昭和~平成と時代がながれるにつれ、大きく変化してきています。

それに伴い、お墓というものに対しての考え方も、一族のもの~一家のもの~一代のもの~個人のものというように大きく変化しているのです。

本コーナーが、お墓のことで不安やお悩み、疑問をお持ちの方々にとって、永代供養墓というものはどういうものなのかご理解いただく助けとなったり、お持ちの問題・悩み等の解決のきっかけになれば幸いです。

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